Ken's Veterinary Clinic Tokyo
哺乳動物学・獣医療・研究支援
相談専門 動物クリニック

 









よくある質問





[Q]



東京都練馬区周辺に住んでいますが往診は可能ですか?




[A]


 

 当クリニックは基本的に相談専門機関ですので個別の飼育動物に対する往診並びに検査・診療行為は現在は行っておりません。


 既に近医にて受診されている日本全国の飼い主様を原則対象としますが、一般的な健康相談、飼育環境(衛生面を含む)全般に関するご相談もお受け致します。


  この為、緊急を要する疾患、疾病にもシステム上対応できません。また(専門)獣医師の紹介も現況に於いては行っておりません。ご了解ください。





[Q]



そもそも英語論文を読解するのが苦手で海外の動物学、獣医療文献にアクセス出来ません。

(医学)英語長文読解のコツ、ノウハウを教えて貰えますか?




[A]



 自分個人の力で、ダイレクトに海外論文や 英語 web サイトの内容が理解出来れば、動物学や獣医療の大海に泳ぎ出る事が可能になります。例えば英語圏のペット飼育者で一定以上の知性を有する者は、その様にして皆最先端の知見を学習すると同時に、診療に当たる獣医師側に対しても大きな良い刺激を与えています。英語が苦手なばかりに国内の低レベルの動物関連サイトや Vlog をうろうろするのはもう止めにしませんか?


 (医学)英語長文読解のノウハウに関しては、当院長が別サイトで英語専門塾 (指導対象は英語上級レベルの方、主に大学生、社会人以上) を開設していますのでどうぞご覧下さい。


 KVC Tokyo 硬派英語塾: https://kensvetblog.net/





[Q]



動物用医薬品、漢方薬の処方はしてもらえますか?




[A]



 お薬に関しては、獣医師として最初の1回は動物を直接診断の上、処方・投薬することが強く望まれます (獣医師法第18条の規定)。


 近年通信環境のインフラが整備され、いわゆるオンライン医療を行う事も可能になりましたが、人間の診療面 (降圧剤等の簡易な処方)でも法的な整備或いは関係者間の対応が揺れ動いている様に見受けられます。この様な状況から処方・投薬は様子見をしている段階で、現在は行っておりません。


 穏やかな効果を現す漢方薬に関しては情勢を見据えつつ近い将来に開始できればと考えています。これは慢性疾患を抱えるペットや老齢ペットに対する緩和ケアを目的とするものです。ペットの疾患に詳しく経験を有する漢方薬店との提携の上で行う予定です。これに関しては、時々Zoom を利用して施薬対象のペット、飼育動物の姿を確認させて戴きます。これが成立しない場合は<処方>は出来ません。





[Q]



電話相談或いは面談での相談は可能ですか?




[A]



 記録された言葉を元に明確な遣り取りを行うとのポリシーですので電話相談は行っていません。


 面談についてですが、飼い主様がペットを連れずに単独での(ペット動物の写真や動画を持参戴く)形でしたら、西武池袋線練馬駅近辺の喫茶店等にて応じることは可能です。また、web を通じて行う事も可能です。しかしながら、専門的な内容にまで深めたお答えをすることは、面談を通じて行う事は基本的に困難と考えられますので、やはり文書によるご相談を一度はして戴くのが最善と考えます。

 その場合、1回の面談に付き45分まで、Bコースの料金が掛かります。





[Q]



得意分野は何ですか?




[A]



 動物の運動機能に興味を覚えて現在も動物のロコモーションの進化 (例えばヒトは二足歩行をどのようにして獲得したのか、など) を研究テーマとして学術発表を続けていますので、整形外科学の一部の分野には強いかと思います。基本は、動物の歩行に障害を与える疾患に強い興味を持っています。


 疾病の発生原因・発生機序の考究、投薬での治療から成る内科学分野に関しても強く惹かれるものがあり、その分野での勉強も続けてきました。


 院長コラム記事をご覧戴ければお判りになると思いますが、現役の研究者として海外文献に当たるノウハウ、ネットワークなどもありますので、獣医学、また哺乳動物学含めた脊椎動物学全般については一通り対応できるものと思います。現状でも年間に海外文献は100本程度は目通ししています。


 一般市民、就学児童への講演、大学・大学院等への豊富な講義実績もあり、専門的な内容を分かり易く噛み砕いて教えるスキルを持っています。院長コラム記事では高度な学術的内容を優しく分かり易い語り口で執筆していますが、これが出来る者は一般の方は兎も角、研究者の中にも一握りの者だけではと思います。講義等を聴かれた方々から、先生は本当は文系出身の方なのではないですか、と良く質問されるのですが、ガチガチの理系です!まぁ、人文科学的色彩を併せ持つ自然科学者と言うところでしょうか。数は少ないと思います。





[Q]



相談内容をブログやホームページ、SNS に載せていいですか?




[A]



 当クリニック院長が回答した相談内容については、直接また間接的な形式に拘わらず、それが含む考え、アイデア、助言、情報等を、第三者に対して公開、提供、提示することは固くお断り致します(自由研究、学術指導の成果は勿論除きます)。


 これを遵守できる方のみご相談ください。


 回答内容には知的財産権が有りますし、また伝聞、引用を通じて中身が誤った形で拡散するのを避けたい為です。


 これは回答に責任を持つことに他なりませんが、院長と相談者様とのお互いの信頼関係が成り立ってこその有意義な相談ができるものと考えていますのでご理解ください。


 勿論、相談で得られた内容を診療の目的の為に他医に示すことは構いません。他医にとってもおそらく刺激となろうかと思います。





[Q]



コラム内容をブログやホームページ、SNS に載せていいですか?




[A]



 当クリニック院長が作成したコラム内容については、直接また間接的な形式に拘わらず、一部または全部に関して、それが含む考え、アイデア、助言、情報等を、院長の承諾無く転載し、或いは出どころを明記せずに転載、改変、剽窃し、第三者に対して公開、提供、提示することは固くお断り致します。判明次第、法的措置を執ります


 コラム内容には知的財産権が有りますし、また改変、引用を通じて中身が誤った形で拡散するのを避けたい為です。


 転載する場合、若しくは内容を纏め、或いはアイデアを参考にしてweb 記事、紙面の記事、youtube 動画、TV 番組を作成する等の場合には、有償の契約を院長との間で締結して戴く必要があります。


 つい先日のことですが、イヌにまつわる一般向けの記事を掲載している営利サイトにて、それに関与している執筆者が、イヌの周囲にはどの様な動物がいるのかの記事を執筆しており、内容も学術的には偏向し、また掲載写真などにもクレジットの記載が全くありませんでした。院長のコラムからの剽窃とは断定は出来ませんが、執筆者に動物学の専門的知識が無いのが明らかでしたので、web 上のどこからか得た記事内容をさっと纏め、我が物として掲載していたこと (情報の剽窃行為) が歴然としており、そのweb サイト運営側には注意する様メールを送りましたが、残念ながら無視を決め込み返事は貰っていません。


 ペット関連の執筆者には、イヌネコ好きの者が他者の見解を正当に引用する手続きを行わずに平然と剽窃を行い、纏め記事を作成する例が多く見られ、当然乍ら間違った知識を広げることにも繋り、却ってイヌネコなどのペットの生命安全の妨げとなる場合もあります。基礎の無い素人が執筆していますので他愛も無い程度のレベルが殆どで、読んでも得るところは多くはありません。元々、IQレベルの高さを感じさせられないサイトも多く、その様なサイトには皆様は関与されないことを強くお勧めします。米国のアマチュア動物サイトを見ると素人ながら随分と深掘りしていて勉強しているなぁと感心させられるものも多いのですが、これに対し本邦では動物に関与するアマチュアが単なる好事家の域を出ないことが多いと感じます。まぁ、ペットに関して<ネコ撫で>声で語るサイトかどうかで見分けは付くでしょう。


 院長に対し、その手のサイトの監修を行ってくれとの依頼が散発的に来るのですが、低レベルゆえ、これまでのところ全て断っています。